10/15(金)日本訳詩家協会 会長就任『加藤登紀子 記念講演』


日本訳詩家協会  会長就任
加藤登紀子 記念講演 『ピアフとの出逢いから』
2021年10月15日(金)開場15:30~ 開演16:00~
会場/けやきホール(古賀政男音楽博物館内)
   東京都渋谷区上原三丁目6-12(tel.03-3460-9051)
主催/日本訳詩家協会(JASTS)
後援/日本音楽作家団体協議会(FCA)
※この事業は、(一社)日本音楽著作権協会協会(JASRAC)の助成金を受けて開催しています。


<事務局からのお報せ>

この度、訳詩家協会の加藤登紀子会長就任記念講演は、既にお報せした通りです。
ただ、記念行事ということで、会費は今期のみ、特別記念会費6,000円となりました。

 

 

 

訳詩を通してたくさんの人と繋がりましょう!

 

歌手としてデビューしてから 56 年、シャンソンをはじめいろんな国の素晴らしい歌に巡り合い、その歌を日本語に翻訳して歌い、自分自身の作詞作曲によるオリジナル作品とともに大切に歌ってきました。
 
ソ連時代の「百万本のバラ」、映画「紅の豚」の挿入歌「さくらんぼの実る頃」、 エディット・ピアフの「愛の讃歌」、アルゼンチンのウニャ・ラモスの「灰色 の瞳」、フィリピンのフレディ・アギラーの「アナック<息子>」など、私の歌手 生活を支えてくれた歌はそれぞれの国の人々との深い交流を支える力にもな りました。

翻訳は異言語の文化を繋ぐ大切な仕事であり、国境による言語の違いを憎しみや対立の原因にさせず、それを融和と尊敬に変えていく力だと思っています。

翻訳の中でも文学や映画では職業としての役割がはっきりしていますが、歌の翻訳は著作権上も権利の獲得が難しく権利の放棄を求められたりもします。 それでも外国曲を日本語に訳詞して歌っていくことによって、たくさんの人に理解を深め愛唱される可能性を広げていくことは間違いありません。

ひいては日本語作品がもっともっといろんな言語に翻訳されていく可能性にも道をつけるものと思います。音楽業界の皆様にも是非応援していただきたいですし、私自身もこれまでの作品を大切に新しい可能性に向かって挑戦し続けたいと思います。

加藤登紀子

<お申し込み>
下記の申込書(PDF)に必要事項をご記入の上、FAX(03-3385-0788)もしくはメール(jasts1963@gmail.comでお申し込みください。

会員以外の方はご入会をいただいてご参加いただけます。(詳しくは申込PDFをご参照ください。)

※メールの場合申込書記載の必要事項を打ち込んでお申し込みください。


ダウンロード
加藤登紀子記念講演_ura.pdf
PDFファイル 3.9 MB